起業は究極の遊び

すべての顧客&社員&取引企業が輝くことの出来る「日本で一番大切にされる会社」「社会にとってかけがえのない会社」「地域にとってカッコいい会社」を創造するためのヒント。 さらには、会社にとって、社会にとってかけがけのないビジネスパ-ソンになるためのヒントのおすそわけ!

「外はどしゃ降りでも心はいつも晴天」に保つ知恵

ウェイン・W・ダイア-氏(心理学博士)に学ぶビジネスを輝かせるためのヒント・・・

地球は非常に予想しやすいように動いている。

ここに住む人びともまた同様である。

真の「犠牲になるまいとする人」とは、多くの無意味な争いごとに関与せず、流れにそむくかわりに、それにそって流れていく人であり、ここでの滞在を心から愛し、楽しむ人である。

あなたの目に入る現実は、それを楽しむために足を止めてみると、とってもわくわくするようなものに見えてくる。

砂漠にいると暑いし、砂まみれになるだろう。

そこであなたは、望むならばそれと精神的に戦い、不平をいうこともできるが、砂漠は依然として暑いままなのである。

しかし、新しい目でまわりを見渡し、砂漠そのものを楽しもうとすることもできる。

熱を身体で感じ、毛穴にしみこませる。

小さなトカゲがいたるところでチョコチョコ走りまわっているのを見たりし、サボテンの花を鑑賞し、頭上を飛翔する鷲を見ることもできる。

あなたが砂漠を退屈だといったり、暑さに対して文句をいったりせず、また、その場にいることを悔やんだり、その他現実の犠牲になったために起こるすべての愚かさを選ぶことをやめれば、砂漠を味わう方法はいくらでもあるのだ。

あなたは雷雨をいろいろな方法で体験することができる。

恐れたり隠れたり、文句をいったり呪ったりすることもできる。

一方であなたは、嵐の間じゅう緊張をほぐし、嵐を身体で感じ、耳で聞き、香りを嗅ぎ、抱きしめることもできるし、嵐が持っている独特のものを残らず満喫することもできるのである。

嵐が去ってしまったなら、回復していく天気に波長を合わせて、新しい形になった雲をながめることもできるし、風がそれを吹き送るのを観察し、雲の形の変化を調べることもできる。

このようにして、絶え間なく、そのときどきの現実を味わうことができるのだ。

(どう生きるか、自分の人生!/三笠書房

私たちは生きている限り、晴れの日という良い状態の時もあれば、雨の日や嵐の日という逆境の時もあります。

逆境に置かれた時、私たちはしばしばその逆境自体を呪うことを選択してしまいがちです。

しかし、その逆境を楽しむことを選択することも出来ます。

どちらを選択してもよい・・・。

呪うことで状況が劇的に改善されるのであれば、徹底的に呪うことに徹しますが、状況は改善されることはありません。

だとしたら、その状況を楽しむと決めた方が絶対にお得でしょう。

嫌な人や物事に対して、このような現象は私に何を気づかせようとしているのだろう、この現象が精神的にも物質的にも豊かになれるチャンスだとしたら自分は何をやればよいのだろう・・・、このような問いかけを自分に投げかけていくと、だんだんと人生が拓けてくるようです。

雨や嵐の状態というのはいつまでも続くわけではありません。

必ず過ぎ去る時がやってきます。

せっかくの人生、晴れの日であってもそうでなくてもそれぞれを満喫することを心がけていきたいものです。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。