起業は究極の遊び

すべての顧客&社員&取引企業が輝くことの出来る「日本で一番大切にされる会社」「社会にとってかけがえのない会社」「地域にとってカッコいい会社」を創造するためのヒント。 さらには、会社にとって、社会にとってかけがけのないビジネスパ-ソンになるためのヒントのおすそわけ!

個人の目標と仕事の目標を一線化する

川西茂氏(株式会社ザ・アカデミ-ジャパン代表取締役社長)に学ぶビジネスを輝かせるためのヒント・・・

会社から与えられた目標は「外発的目標」と言いますが、それが自分の本当にやりたい目標であれば何の問題もありませんが、なかなかそうはいきません。

しかし、会社員である限り、会社の目標を無視することはできません。

ではそんなとき、どうすればいいのでしょうか。

そのジレンマを解決するために「個人の目標と仕事の目標を一線化する」というパラダイムがとても有効になります。

つまり外発的な「仕事の目標」と内発的な「個人の目標」をバラバラにもつのではなく、二つの目標を一線上に並べてもつというパラダイムです。

例えば、営業の仕事をしている人であれば、イヤイヤ営業に回るのではなく、「企業の実態調査と業界研究」という内発的な目標をもって相手先の企業を回ってみたらどうでしょう。

この一年間で「企業の実態調査と業界を研究する」という目標を立てれば、相手先のことを調べるのも研究の一環になり、仕事をしながら自分の研究を進めていることになります。

営業に行くのは、イヤイヤどころか一石二鳥。

そして、そのプライベ-トな研究が進めば、今後の仕事に大きくプラスに働きます。

また、希望していなかった経理部に配属されたなら、「せっかくの機会だから簿記の資格を取る」あるいは「公認会計士を目指す」という目標を立ててみるのはどうでしょう。

会社で自分がやるべきことや与えられた目標に重なるように、自分だけのプライベ-トな目標を設定すると、仕事に対して前向きにかかわれるようになります。

自ら率先して仕事に取り組む人、生き生きと仕事を楽しめる人に変わることができるのです。

パラダイムマジック/生産性出版)

会社に入っても最初から自分のやりたい仕事に就けるとは限りません。

そんな時どうするか?

答えはズバリ「今与えられている仕事をやりたい仕事に変えてしまえばよい」・・・。

いつまでもやりたい仕事を探し回るのもよいですが、すべての仕事を自分のやりたい仕事に変えてしまう能力を引き出すこと・・・、これもとても素晴らしいことです。

社歴が長いにもかかわらず、飲み屋などで自分の仕事の不平不満愚痴泣言をダラダラと語っている人がいますが、このような人は「仕事を楽しまない」選択をしている人・・・。

この瞬間から「仕事を楽しむ」選択をすれば、楽しむための方法があらゆる方面から集まり出すのに、とてももったいないことだと思います。

「仕事を楽しまない」選択をしている人は、かりに自分にとってやりたい仕事と出逢ったとしても、いずれは興味を失っていくのではないでしょうか。

いずれにせよ今の仕事がいまひとつ面白くないと思っているのなら、この瞬間から「仕事を楽しむ」と意識的に選択すること・・・。

そして次には、仕事を楽しむビジネスパ-ソンならどのような行動を取るかを考え、その通りに行動すること・・・。

これで誰でも自ら率先して仕事に取り組み、生き生きと仕事を楽しめる人に変わることが出来ます。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。