これからは失敗者が貴重な時代
青木恵子氏(ベニハナ・オブ・ト-キョ-CEO)に学ぶビジネスを輝かせるためのヒント・・・
失敗した人の方が、結果的に成功する確率が高い。
一度失敗すると、二度と同じ失敗を繰り返すまいと慎重になるからだ。
失敗した人は落とし穴を知っている。
その経験を活かさない手はない。
企業は失敗した人を排除するより、いかに活用するかを考えるべき。
これからの日本は、知的創造に活路を見出ださなければ生き残れない。
となると、チャレンジを繰り返す以外に成功への道はない。
失敗した人は、失敗を財産と思え。
「すみません」と小さくなるなら、「この失敗を活かし、次は会社に貢献できるように頑張ります」と、堂々と胸を張って宣言しよう!
(ノンブランド・ジャパニ-ズ/日経BP)
失敗を恐れ、何事にも挑戦しないような人間を育てるためには、幼い頃からアレはだめ、コレはだめと事あるごとに言い聞かせることであり、また、何でもやってあげることであり、さらには何かを成し遂げて誇らしげにしている姿をも否定し続けることでしょう。
そうしているうちに「失敗は悪いことだ」「挑戦することは無意味なことだ」という思考を心の中にしっかりと根付かせていくことでしょう。
これで失敗を恐れ、何事にも挑戦しない人間の出来上がりです。
これも一つの選択ですので、全く問題はないと思いますが、逆に、もうそろそろこんな自分が嫌、何とかしたいという思いが沸々と湧いてきているのなら、それはもうそろそろ新しい別の考え方を選択したらどうですかという本当の自分からのメッセ-ジかもしれません。
ですから、今までの「失敗は悪いことだ」という考え方から「失敗は良いことである」、「挑戦することは無意味なことだ」から「挑戦することは意味がある」という考え方を新たに選択していけばいいわけですよね。
そうするとやがて失敗を楽しみ、何事にも挑戦してしまう人間になる。
私は思うのですが、やりたいと思っているのに中々一歩が踏み出せないことというのは、本当はやりたくてたまらないことであり、必ず出来ること・・・。
さらには、やらなければならないことというのは、前の世からのやり残しであり、行動に移すと飛躍的な成長が約束されているということです。
私たちの中には既に、失敗を恐れ、何事にも挑戦しない自分も存在しますし、また失敗を楽しみ、何事にも挑戦してしまう自分も存在します。
どちらも貴重な存在ですし、どちらを選択してもいい・・・。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。