起業は究極の遊び

すべての顧客&社員&取引企業が輝くことの出来る「日本で一番大切にされる会社」「社会にとってかけがえのない会社」「地域にとってカッコいい会社」を創造するためのヒント。 さらには、会社にとって、社会にとってかけがけのないビジネスパ-ソンになるためのヒントのおすそわけ!

これだっ!という「目標」を見つけるために

リチャ-ド・H・モリタ氏に学ぶビジネスを輝かせるためのヒント・・・

成功するということはね、完璧な人間になるということではないんだよ。

そうではなくて、精神的に安定し、精神的に自立する。

生まれ持った気質を活かして、子供の頃に持っていたような、素直で希望に満ちあふれたエネルギ-を呼び起こしていくことなんだ。

そうした個性的な人生、自分らしい人生を送っていることを、日々、自然に実感して生きること。

そのスタ-トはね、“本当の自分を知る、本当の自分らしさを知る”ということなんだ。

多くの人は“過去を忘れろ、過去には何もない、今と未来を見つめろ!”と言う。

しかし、過去は忘れられるものではない。

だからこそ、過去のエピソ-ドに新しい解釈をして、“よかった。あのことがあったからこそ今がある”“あれはそんなに気にする出来事じゃなかった。僕の人生もまんざらじゃないな・・・”と、肯定的で前向きな自己認識を持つことが大切なんだよ。

いいかい、過去は変えられない。

しかし、過去の解釈は変えることが出来る。

それを、今、そして未来につなげていくんだ。

この自己認識が持てるようになると、小さなことにクヨクヨしなくなる。

やりたいことと、できることが一致してくる。

本当の自分と理想の自分とのギャップがなくなってくるから、すぐに疲れたり退屈したりすることがなくなってくるんだ。

(これだっ!という「目標」を見つける本/イ-ハト-ヴフロンティア)

過去の出来事の解釈を感謝に変換し、生きることこそが本当の自分を生きるための第一歩になると著者は言います。

過去の嫌な出来事を一つ一つ吟味し、解釈を肯定や感謝に置き換えていくことは未来を輝かしいものにする上でとても大切な行為でしょう。

当たり前のことですが、私たちの今の人生は過去の思考及び行動の集積によって成り立っています。

過去の記憶が未来に投影されていると言えるでしょう。

もし今の現実が自分にとって好ましくないものであるならば日々、自分の過去現在未来に向かって感謝の念を送ることがとても大切です。

過去へは今までの否定の思いを消し去って下さってありがとう、現在へは大難を小難にして下さってありがとう、未来へは素晴らしい体験をさせて下さってありがとうという具合に・・・。

このことがある一定時期、実践出来た時、これだっ!という「目標」が目の前に現れることでしょう。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。