夢や希望を育むためにありがとう
清水英雄氏(ヒュ-マンウェア研究所所長)に学ぶビジネスを輝かせるためのヒント・・・
私は、人生とは自己実現のためにこそ存在すると確信している。
自己実現とは、したいことをする、行きたい所へ行く、欲しいものは手に入れる。
つまり、物心両面にわたり夢と希望を実現していくということである。
では、その夢と希望を実現していくためには何が大切かと言えば、常に感謝の気持ちを忘れないことである。
松下幸之助は、今はの際に「おおきに、ありがとさん・・・」と言って息を引き取ったと言われている。
本田宗一郎は、社長を辞任した後、三年という歳月をかけて全世界を回り、一人ひとりのホンダマン・ホンダウ-マンに対し「ありがとう」を述べて、握手をして歩いた。
それは決して単なる人気取りのパフォ-マンスなどではない。
今日わが社がここまで来れたのもひとえに皆々さまのお力のおかげであるという魂の底から発せられた「ありがとう」の叫びなのである。
深い感謝の心があったからこそ、成功へと到達することができる。
即ち、「ありがとう」こそ、自己実現の原点であり、夢と希望をはぐくむ礎なのだ。
(ありがとうの感動経営/総合法令)
大きな夢や希望を実現するべく、その道のりを歩んでいる時、その途中には様々な問題や困難が必ずといっていいほど訪れます。
そんな時、自分の心に「ありがとう」という感謝の念が根本にあれば、様々な問題や困難を憂えるのではなく、逆に生かすことが出来るようになります。
そしてさらには、問題や困難は夢や希望の実現スピ-ドをさらに早めてくれるありがたい現象であることに気がつきます。
ただ、問題や困難に直面した時、何で自分だけこんな目に合わなければいけないのか?というように、現象を否定して、愚痴や泣言ばかりを自分にも他人にも言い続けていると、このことには気づけないように思います。
また他にも、より良い仕事を円滑に進めていく上で、スキルはとても必要なものです。
しかし、そのスキルを利用するにも「ありがとう」という感謝の念が根本にあってこそ、最大限に生かし切ることが出来るようになると思います。
これからも「ありがとう」という感謝の心・・・、大切に育んでいきたいものです。
ビジネスにも“愛”と“華”を、そして“ありがとう”を・・・。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。