起業は究極の遊び

すべての顧客&社員&取引企業が輝くことの出来る「日本で一番大切にされる会社」「社会にとってかけがえのない会社」「地域にとってカッコいい会社」を創造するためのヒント。 さらには、会社にとって、社会にとってかけがけのないビジネスパ-ソンになるためのヒントのおすそわけ!

最高のアドバイス

デイジ-・ウェイドマン氏(ハ-バ-ドビジネススク-ル教授)に学ぶビジネスを輝かせるためのヒント・・・

最初のアドバイスは、母から与えられたものだ。

母は私たち子どもに大きな期待をかけ、自分に対する基準を高く持つよう望んだ。

「キム!」母は毎朝、家を出ようとする私の顔を覗き込み、目をじっと見てこう言ったものだ。

「今日も一日、リ-ダ-らしくするのよ。自分が正しいと思うこと、間違っていると思うことは絶対に曲げないで。人の言いなりになんかなっちゃだめ。自分を見失わないでね!」

母が毎日私に伝えたメッセ-ジはこうだ・・・あなたが今こうしていられるのも、そのために力を尽くし、犠牲になった人たちがいたからよ。

だからそのことを忘れないように。

家を一歩出たら、あなたはこの家の名声やママとパパの夢と希望という大きな責任を背負っているの。

そのことを覚えておくのよ。

あなたの行く手にはすばらしい機会が待ち受け、あなたはこの世界をより良くしたいという大志を抱いている。

そのことを決して忘れないように、と。

ランチボックスを手にした小さな子どもが毎朝学校に背負って行くには、たしかに重すぎる助言だったかもしれない。

だが、すばらしいアドバイスであることは間違いない。

母は私に基準を高く持つことを求めた・・・何かをするだけでなく、なぜ、どうやってそれをするかにおいても。

しかも母は、ただ助言するだけではなく、私がそれにかなう生き方をしているかどうかを常に見守り、手助けを惜しまなかった。

私が小学校に入学する一年前、母は私を話し方教室に入れた。

週二回の話し方教室は、単に人前での話し方のスキルに磨きをかけるだけでなく、自分ならできるという自信を強化するための手段でもあった。

「リ-ダ-たれ」という母の言葉には、単に「すべての規則を守れ」というだけではなく、「他の子どもの意見に惑わされて、本来の自分や、自分が正しいと信じることに反することをするな」という意味が込められていた。

そして何より、「自分を見失うな」という言葉の裏で、母は私にこう語りかけていたのだ・・・私はあなたを信じている、あなたならできる。

そしてあなたに、目の前に広がるチャンスと、この世界で偉業を成し遂げたいという大志にかなった生き方をしてほしいのよ、と。

(ハ-バ-ドからの贈り物/ランダムハウス講談社

自分の人生を成功に導きたいのであれば、まずは「決めること」・・・。

自分はどのような存在になりたいのか?自分は何を成し遂げたいのか?を明確に決めること。

この時点では、人・物・金はまったく必要ありません。

そして、その次にやるべきことは基準を決めること。

もしもあなたがリ-ダ-になると決めたのであれば、そのリ-ダ-とは社内一のリ-ダ-なのか?業界一のリ-ダ-なのか?日本一のリ-ダ-なのか?を決めること。

この時もまったく今までの実績はもちろん根拠は必要なし・・・。

決めた瞬間に今の自分と未来の自分の回路がつながるようです。

そうすると面白いもので自然と時間を大切にするようになります。

例えば日本一のリ-ダ-になるためには24時間をどう使うかということを徹底的に考えるようになるのです。

何時に起床するか?誰と何を話すか?何を聴くか?何を食べるか?何を着るか?何を勉強するか?何時に就寝するか?ということを・・・。

また、その他にも自分の発する言葉や感情にも注意を払うようになります。

これらのことによって、未来へとつながる回路が更に強化されていくようです。

そして次第に、必要な情報、人、物、金が集まるようになっている・・・。

今日も一日、あなたは何者になりますか?今日も一日、あなたは何を成し遂げますか?

今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。