「百聞は一見にしかず」には続きがある
(株)OJTソリュ-ションズに学ぶビジネスを輝かせるためのヒント・・・
社内においてル-ルを守るのは、現場の従業員だけではありません。
経営層や部長、課長などのリ-ダ-層もまた、例外なくル-ルを守る必要があります。
また、ル-ルを守るだけでなく、率先して活動しなければなりません。
たとえば、ゴミが床に落ちていれば、リ-ダ-自らゴミを拾う。
「百聞は一見にしかず」という言葉を聞いたことがあると思いますが、これには続きがあります。
百見は一考にしかず(いくらたくさん見ても、考えなければ前に進まない)
百考は一行にしかず(どんなに考えても「行動」を起こさなければ前には進まない)
百行は一果にしかず(どんなに行動をしても、成果を残さなければ成長しない)
リ-ダ-が率先して取り組む姿勢を見せなければ、部下はついてきません。
逆に、リ-ダ-が本気で取り組む姿勢を見せれば、良き習慣が職場に浸透していきます。
経営コンサルタントの福島正伸先生の言葉に次のようなものがあります。
「誉めても、叱りつけてもどのように接したとしても人は、それに応じた育ち方をする。
部下を見れば上司がわかり、社員を見れば社長がわかる。
人が勝手に育つことはない。
人は育てたように育っている。
相手が本気にならないのは、自分が本気になっていないから。
怒らないとやらないのは、怒ってやらせてきたから。
まわりが助けてくれないのは、自分がまわりを助けてこなかったから。
部下が上司を信頼しないのは、上司が部下を信頼してこなかったから。
人を育てたければ、自分が育つ姿を見せることである」と・・・。
本気で生きるとは、まさに「本」の「気」で生きること・・・。
それは「自分にはすべてが与えられている」「自分には無限の能力が与えられている」ことを自覚しながら生きること。
この本気で生きるという積み重ねがない限り、部下のことを大いに信頼することなど出来ないでしょう。
「人を本気で育てたければ、自分が本気で育つ姿を見せ続けることである」・・・、深く肝に銘じておきたい言葉です。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。