起業は究極の遊び

すべての顧客&社員&取引企業が輝くことの出来る「日本で一番大切にされる会社」「社会にとってかけがえのない会社」「地域にとってカッコいい会社」を創造するためのヒント。 さらには、会社にとって、社会にとってかけがけのないビジネスパ-ソンになるためのヒントのおすそわけ!

10%アップではなくて、1000%アップの目標を・・・

福島正伸氏(株式会社アントレプレナ-センタ-社長)に学ぶビジネスを輝かせるためのヒント・・・

向上とは、たとえば「10%アップを目標にしよう」あるいは「20%アップを目標にしよう」という単位で考えることをいいます。

つまりこれは、いまやっていることの生産性の効率を高めることによって、より高い成果を得ようというものです。

そのためには業務の改善を行ったり、営業件数をふやしたり、土曜日、日曜日も休まずに働こうということになるかもしれません。

そうすれば、その目標とする10%アップ、20%アップというのは可能になるかもしれません。

しかし、また翌月も10%アップ、20%アップ、さらにその翌月も、とそれがひたすら繰り返されると、そのうちに必ず限界がきます。

このような限界をブレイクスル-するためには、全く違った発想が必要となります。

その発想とは、目標をはるかに高いところに置くということです。

つまり1000%アップというくらい大きな目標をもつことです。

そのような遠大な目標はとても達成できるイメ-ジは湧かないかもしれません。

しかし、そこが大切なところです。

現在の延長ではイメ-ジできないほど、大きな目標ほどよいのです。

いまの売上を1000%アップしようということになると、いまやっていることをいかに効率よくやったとしても、とても無理でしょう。

いまやっているやり方を根本的なところから見直さざるを得なくなります。

つまり、1000%アップとは、もう1回ゼロから、いまやっていることを根本的に見直すということなのです。

ゼロからの再スタ-ト、それが革新です。

(何もないから成功するんだ/金融財政事情研究会

「かつてない困難からは、かつてない革新が生まれ、かつてない革新からは、かつてない飛躍が生まれる」・・・、これはパナソニック株式会社創業者故松下幸之助の言葉です。

これからの時代は、いかに「向上」するかというよりも、いかに「革新」するかというような視点が大いに必要になることでしょう。

なぜならそうしなければ個人も会社も時代の変化から取り残されて、やがては淘汰されてしまうからです。

あなたが今、セ-ルスパ-ソンだとしましょう。

自らに革新を起こそうとするならば、中々手の届きそうにもない目標・・・、周囲の人たちからは「そんなこと出来るはずはない」と言われるぐらいの目標がちょうどよい・・・。

「1日15分の仕事で100万円稼ぐにはどのようにしたらよいのか」、「営業現場において、初回訪問で契約を獲得するにはどのようにしたらよいのか」・・・、このようなことは現在の延長線上で考えていてはとても無理です。

今までの思考を破壊して根本から考え直さなければなりません。

だからこそ、その先には輝く未来と大きな飛躍が待っている・・・。

革新とは、ゼロからの再スタ-ト・・・、是非、取り組んでいきたいものです。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。