仕事は遊び
トワイマン・L・タワリ-氏に学ぶビジネスを輝かせるためのヒント・・・
私は以前、たいへん業績のいいある会社で仕事をしていたが、そこは正門に大きな横断幕を堂々と掲げていた・・・「失敗を褒めよう」。
一見奇異にも思われるが、背後にある論理を理解すれば、その意味がはっきりわかる。
もしだれも失敗しなければ、いつまでも目新しいこと、革新的なこと、違ったことができない。
というのも、失敗したときに罰せられるのを怖れて、皆が安全策を選び、これまでのやり方を繰り返すからだ。
しかし、長い目で見れば、改善していこうという心構えと決意こそが、組織が生き残るために必要なのだ。
失敗を褒めよう!
そして、仕事に遊びを・・・。
サウスウエスト航空という会社がある。
この会社は、道化じみた商法が当たった会社だ。
ハロウィ-ンには、チケット売場の職員が珍妙なコスチュ-ムを着たり、客室乗務員が乗客相手にゲ-ムをしたり、また、派手好きな社長が従業員のために即席パ-ティを開くなど、サウスウエストといえば、「仕事に遊びを」がモット-の会社だ。
私は最近ここの飛行機に乗ったが、まず頭の上の荷物入れから、スチュワ-デスがぶらさがって現れた。
お客に非常の場合の案内を始めようというのだ。
みんなの笑いが収まったころ、そのスチュワ-デスは「安全のためのご注意」を始めた・・・だれ一人よそ見なんかしていなかった。
(狼たちの知恵/株式会社DHC)
仕事と聞くとどのようなことを思い浮かべるでしょうか。
「仕事とは厳しいものである」とか「仕事はつまらないものである」とか「基本的にはやりたくないけれども生きていくためにはやらなければならないもの」などなど・・・。
どうでしょうか。
一方で、「仕事は遊び」とか「仕事は自分が豊かになるための楽しいゲ-ム」などと捉えている人もいます。
面白いものです。
仕事の時間というのは、1日24時間ある中で、そのうちの3分の1以上を占めます。
その時間を否定的な感情で過ごすのか、肯定的な感情で過ごすのか・・・。
これも自分自身で選択することが出来ます。
否定的な感情で過ごしたいのであれば、「仕事はつまらないものである」という考え方を意識的に選択し、そのように行動することです。
「仕事はつまらないものである」という信念は行動によってさらに強化され、そのような人たちとしっかりと繋がることが出来るようになります。
一方で、肯定的な感情で過ごしたいのであれば、「仕事は自分が豊かになるための楽しいゲ-ム」という考え方を意識的に選択し、そのように行動することです。
「仕事は自分が豊かになるための楽しいゲ-ム」という信念は行動によってさらに強化され、そのような人たちとしっかりと繋がることが出来るようになります。
あなたはどちらの仕事人生を選択しますか?
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。