面白い仕事、面白くない仕事
中谷彰宏氏(作家)に学ぶビジネスを輝かせるためのヒント・・・
面白くない仕事は手を抜きたくなります。
でも、仕事は手を抜くと、よけい面白くなくなります。
面白くない仕事を面白くする方法は、面白くない仕事に真剣になることです。
真剣になると、面白くない仕事も面白くなります。
面白いこと、評価の上がる仕事は、誰でも一生懸命やります。
面白い仕事は、みんな一生懸命やるから面白いのです。
面白く仕事をしたいから職場を変えるというのではなく、今やっているつまらない仕事に一生懸命になってみることです。
電話番をやらされてつまらなければ、本気になって電話番をしてみるのです。
本気になった時点から、物事は面白くなっていきます。
面白い仕事と面白くない仕事があるのではなく、本気でやる人と本気でやらない人がいるだけです。
レストランで、本当はウェイタ-をやりたかったのに、食器を下げる仕事しかやらされなくてつまらないと思ったら、こう考えるのです。
別の店に転職する前に、食器を下げる仕事を本気でやったら、どういう下げ方になるかを考えてみます。
お皿洗いをダラダラやるほど、つまらないことはありません。
お皿洗いを本気でやったらどうなるか、トイレ掃除を本気でやったらどうなるかを考えるのです。
(直感人VS計算人/全日出版)
会社でやりたくない仕事を任せられた時、またはあまり気の進まない部署に回されてしまった時、すぐに腐ってしまう人がいます。
このような人は自分で自分の可能性を狭めてしまっている人・・・。
一方で自分の「やりたくない仕事」、「気のすすまない部署」こそ、大きな宝が眠っているということに気づいている人は自分の可能性を大きく拡大出来る人・・・。
仕事自体に面白い仕事、面白くない仕事というものがあるわけではありません。
今、与えられている仕事を“楽しんでやる”選択をしたから面白い仕事になるわけですし、“楽しんでやらない”選択をしたから面白くない仕事になるだけ・・・。
ということは自分の選択次第でどうにでもなるということです。
仕事を楽しむ選択をすれば本気になります。
そうすると仕事の神様から好かれます。
だからもっともっと面白くなる・・・。
仕事を楽しまない選択をすれば嫌気がさしてきます。
そして仕事から嫌われます。
だからもっともっとつまらなくなる・・・。
個人的な意見ですが、若い人は最初のうちは自分で仕事を選ぶのではなく、仕事から選ばれるような生き方をしていくとどんどん仕事運が拓けてくるように思います。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。