会いたい人の本をすべて読むと会ったときにチャンスを掴める
千田琢哉氏(次代創造館代表)に学ぶビジネスを輝かせるためのヒント・・・
その他大勢の一ファンとしてではなく、著者ときちんと出逢いたい場合はどうすればいいのでしょうか。
僕自身がやってきたことですが、その著者が出している本をすべて読んでおくことです。
自分が興味のあるジャンルしか読まないようでは、その著者が本当に好きであることにはなりません。
たとえば100冊の本を出している著者がいたとします。
あなたが将来自分の仕事で実績を残し、その著者と会える機会がやってきたとします。
そのときに「先生の本はほとんど読んでいます」と言う人や「先生の本を10冊以上は読んでいます」と言う人がいます。
この人たちの共通点はちょっと自慢気にふんぞり返っていることです。
「ありがとうございます」という返事を期待して沈黙して待っています。
これでチャンスを逃します。
本当に会いたい人がいるのなら、今からその日がくることを想定して1冊の例外もなく完璧に読み込んでおくことです。
やがて出逢ったときに開口一番こう言うのです。
「先生の本は100冊すべて読んでいます。
この一言を伝えるために今日までがんばってきました」と。
これで相手は完全にノックアウトされます。
出逢いを創っていくというのは、こういうことなのです。
(人生で大切なことは、すべて「書店」で買える。/日本実業出版社)
この著者とはどうしても逢って話しがしてみたい、また先を見据えてあの著名人と是非逢うことの出来る道筋をつけておきたいと考えている人にとっては、この千田琢哉氏の文章はとても参考になることでしょう。
本当に逢いたいと思っている著者がいるのなら、その著者の全作品に触れてみること・・・。
そして触れるだけではなく、読んだ直後の感情、気づいたこと、人生に活かすことの出来るアイデア、仕事に活かすことの出来るアイデアというように項目別に分けて、得られたことを書き留めておくと尚良いでしょう。
さらには書籍の行間に思いを馳せ、著者の思考の息づかいに耳を傾けてみる・・・。
1冊読み終わった後に、いつの日か、著者にプレゼントするためにこれらを冊子風にまとめてみる・・・。
本当に逢いたいと思う気持ちを形に表わすこと・・・、それこそが出逢いを創るということ・・・。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。