起業は究極の遊び

すべての顧客&社員&取引企業が輝くことの出来る「日本で一番大切にされる会社」「社会にとってかけがえのない会社」「地域にとってカッコいい会社」を創造するためのヒント。 さらには、会社にとって、社会にとってかけがけのないビジネスパ-ソンになるためのヒントのおすそわけ!

△△時54分の行動学で、誰よりも数分早く動く

秋庭道博氏(随筆家)に学ぶビジネスを輝かせるためのヒント・・・

テレビの番組表を見ていると、きっちり△△時ジャストから始まらない番組があることに気がつきます。

たとえば、テレビ朝日の「報道ステ-ション」は午後9時54分に始まりますし、日曜日の「新婚さんいらっしゃい」という番組は12時55分から始まります。

番組編成の都合で、日によって、多少時間が前後することはありますが、これらの番組スタ-トが10時からとか1時からというジャストになることはほとんどありません。

その主な理由は、同じ時間帯で競合するウラ番組に少しでも先んじてスタ-トすることによって、視聴者に自分の局を見てもらおうとする狙いがあります。

たとえば、午後10時からは「NHKニュ-ス10」があるので、「報道ステ-ション」としては、「NHKニュ-ス10」が始まったときには、視聴者がすでに自局のニュ-ス番組みチャンネルを合わせているという状態(習慣)をつくっておきたいのです。

つまり、「先んずれば人を制す」というわけです。

(1時間の仕事を20分で終わらせる/かんき出版)

「△△時54分の行動学」の発想が根本にあれば、そこから「1時間の仕事を20分で終わらせるにはどうしたらよいか」という発想も出てきます。

さらには「1ヶ月の売上を3週間で、いや2週間で、いやいや1週間で達成するにはどうしたらよいか」という発想にも繋がっていくことでしょう。

この目まぐるしく変化していく社会の中で「スピ-ドを上げる」は大切なキ-ワ-ドの一つです。

それでも先程のような問いかけに瞬時に答えを出すということは至難の技ではあると思いますが、それでも答えを得るためには“答えが出るまで問い掛けをやめない”ということが一番の近道でしょう。

90%の人たちは途中でどんどんやめていきますから・・・。

さらには答えを得るということについてですが、考えるということ・・・、つまり解決を創造するという方法以外にも、既に創造されている解決に気づくという方法もあるようです。

どうも答えを得るには考えるということが当たり前のように言われていますが、それは一番遅い解決方法のようなのです。

このことについては私も実践途上であり、確かなことは言えませんが、スピ-ドを上げるということは、自分の意識を上げるということと密接な関わりがあるようです。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。