起業は究極の遊び

すべての顧客&社員&取引企業が輝くことの出来る「日本で一番大切にされる会社」「社会にとってかけがえのない会社」「地域にとってカッコいい会社」を創造するためのヒント。 さらには、会社にとって、社会にとってかけがけのないビジネスパ-ソンになるためのヒントのおすそわけ!

凡人がすごい人間になる方法

上甲晃氏(元松下政経塾塾頭)に学ぶビジネスを輝かせるためのヒント・・・

皆さん、今晩から毎日酒を飲んでください。

絶対欠かさずに飲んでください。

どんなに辛い日でも、必ず飲んでください。

5年したら間違いなくアル中になります。

これはどういうことか?

継続は体質を生むということです。

悪いことを継続すれば、悪い体質が生まれるのです。

そして、よいことを継続すれば、よい体質が生まれます。

松下政経塾の塾生や出身者が、政治活動として駅前などでマイクを持って演説をしているのを見かけます。

最初はみんなから「うるさいやつだ」という目で見られます。

それで「嫌だな。俺は違う方法でやろう」と思って、やめてしまう人もいます。

でもそれを我慢して、とにかく一日も欠かさずに一年もやり続けると、行為そのものは同じでも、その道を通る人たちの見る目が変わってきます。

「熱心だな」という目で見るようになる。

そこからさらに3年ぐらい1日も欠かさずに続けていけば、「すごいやつだな」といってくれるようになるのです。

凡人がすごい人間になれる方法はこれしかない。

継続によって自分が生まれ変わり、自分を見る世間の目が変わってくるというのはこういう意味です。

(志を教える/致知出版社

将棋棋士である羽生善治氏は次のような言葉を残しています。

『才能とは何かと問われれば、「続けることだ」と私は答えます。

続けることなど誰にでもできると思うでしょうが、実はこれが最も難しいのです』と・・・。

自分にとって、良いことを継続していきたいと思っているのだけれども、なかなか続かない・・・、そんな声を多く耳にします。

しかし本来、「継続力」や「やり抜く力」は誰にでも備わっているものです。

その力を引き出そうとしていないだけです。

鍛えようとしていないだけです。

肉体を鍛えるにも1日だけでいいというわけではありません。

弛まぬ努力が必要です。

「継続力」や「やり抜く力」も毎日意識して鍛えていかなければならないのです。

そうすることによって、継続力が少しずつ引き出され、自らの才能が開花していくわけです。

私も何か新たな良い習慣を身につけようと思う時、自ら勝手に「継続力引き出し強化月間」を設定します。

これが中々楽しいのです。

ここで重要なのでもう一度書きますが、私たちは「継続力」や「やり抜く力」がないのではありません。

これらは万人に備わっています。

きっと「継続力」はあなたに引き出されるのを待っているはずです。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。