営業を創造する
中村信仁氏(永業塾塾長)に学ぶビジネスを輝かせるためのヒント・・・
世の中には大きく分けて二つの仕事しかない。
守る仕事と創る仕事。
警察や消防などは世の中を守る仕事の代表例で、彼らは仕事を創る必要はない。
創る仕事の例は、教育者(人を創る)、科学者(法則を創る)、宗教家(道徳を創る)、革命家(社会を創る)、発明者(仕組・モノを創る)など、すべて創る人たちだ。
私たち営業人も仕事を創る側にいる。
評論家然として売れない理由や理屈を並べることが仕事なのではない。
創る人は積極的でなければならず、保守的であってはならない。
営業人が、もし、シェアを守る、売上を守る、信用を守る、などという発想で活動したならば、すぐさま保守的になり、学ぼうとする気が萎え、時代の変化への対応を億劫がり、たちまち過去の人、過去の組織、過去の会社へと忘れ去られてしまう。
私たちは、市場を創り、売上を創り、信用を創り、仲間を創り、お客様を創り、新たな商品を創り、感動を生み出し、満足を生み出し、喜びを生み出し、そしてリピ-トを創造しなければいけない。
つまり、数字から逃げない心を持つことだ。
そのために必要なのは、最初から大きなことを成し遂げようとするのではなく、目の前にある目標を淡々とやり抜く実践力だけでいい。
(営業の意味/エイチエス株式会社)
セ-ルスパ-ソンは商品やサ-ビスを販売し、売上を上げることが仕事です。
そして、売上を上げるということは、自分の生活を成り立たせる、会社の経営を安定させるという意味合いももちろんありますが、その根本目的は、お客様を通して喜ばれる存在になること、それも出来るだけ多くのお客様にとっての喜ばれる存在になるということでありましょう。
故にセ-ルスパ-ソンはより多くの売上を上げることが義務であります。
そして、売上数字には徹底的にこだわらなければならない存在です。
重ね重ね書きますが、セ-ルスパ-ソンという仕事に就いた以上、売上利益を上げなければいけません。
また、お客様に恩返しするためにも高収入を得なければなりません。
セ-ルスパ-ソンが、売上を上げることが出来ない、お金儲けが出来ないというのはおかしいことであるということを悟らなければいけません。
このようなことを書くと、自分の扱っている商品は、同業他社と比較すると見劣りがするから難しいと言うセ-ルスパ-ソンがいますが、それでも売らなければならないのです。
「売る」ことのみに意図するのがプロなのです。
もちろん明らかな欠陥商品などは別の話です。
商品が同業他社に見劣りするならば、ト-タルで物事を考えていけばいいのです。
具体的には、世の中の90%のセ-ルスパ-ソンは、売ったらそれでおしまいです。
そうではなく、お客様に商品販売後、1か月に1回、30年間、商品購入者様に感動を贈ってあげればいいのです。
いずれにせよ、プロのセ-ルスパ-ソンとは「私に売れないものは何もない」という強い信念を持つ存在・・・。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。