1年間で、周りを圧倒するほど急成長できる秘密とは?
和仁達也氏(株式会社ワニマネジメントコンサルティング代表)に学ぶビジネスを輝かせるためのヒント・・・
成功体験を積み重ね、それを自覚するとしだいに自信がつき、成長が促されます。
ではさらに、飛躍的に、周りがびっくりするぐらいのスピ-ドで成長するにはどうしたらいいのか、と考えたときに、ひじょうにシンプルな答えに行き着きました。
それをお話しするまえにあなたに一つ質問したいと思います。
昨日よりも今日、0.5%だけ、自分の能力が上がるというのを想像してください。
知識でも、技術でも何でもいいです。
昨日の自分よりも今日のほうが0.5%能力アップ。
昨日が100だとすると、今日は100.5になっているという意味です。
それぐらいの成長ならなんとかできると思いますか?
ここで質問です。
『もし、0.5%ずつ毎日自分の能力を高め続けた場合、365日後、つまり1年後にあなたの能力は何倍になっているでしょう?』
最初が100だった人は、1日後には100.5になっています。
その翌日はさらにそれに対して100.5を掛けます。
これが365日間ずっと継続的に成長していくとします。
このペ-スでもし1年間過ごしたときに、能力100だった人はいくつになっているでしょうか?
答えは、約617です。
617といったら、6倍以上の成長なのです。
自分の能力が1年で6倍になったら、すごい成長だと思いませんか。
そう、大飛躍なのです。
どういう上がり方をするかというと、グラフにすると正比例の上がり方ではなく、二次方程式の急カ-ブを描いた上がり方をするのです。
ただ途中までは、ふつうにやっている人との差があまり見えません。
ふつうにやっているというのは、やったりやらなかったり、という人です。
継続していないので、複利効果が表面化するのにひじょうに時間がかかっている。
もしくは間があきすぎて以前の蓄積が消滅し、積み上がっていかないのです。
それにくらべて、毎日蓄積し続ける人は、複利効果によって、ある時点から急激に上昇していくのです。
(成功ノ-ト術/ゴマブックス)
こうありたいと思う自分に近づくために、または収入アップやスキルアップなど、目標の達成に向けて、一番重要なことは、どんなに小さなことでもいいから継続すること・・・。
毎日わずか0.5%の積み重ねだけで、1年後には大飛躍出来るということです。
一気にこうありたいと思う自分に近づきたい、出来るだけ早く目標を達成したいというのが人情ですが、しかしながらこのような思いが強過ぎると、なかなか初めの一歩が踏み出せないでしょう。
なぜならこのような人たちは小さなことを疎かにしがちな傾向があるからです。
何かを成し遂げるために本当は特別な方法があるわけではありません。
また、大きな意志が必要なわけでもありません。
極意は「ただただ小さなことを継続すること」・・・。
二宮尊徳の言葉に「積小為大」という言葉があります。
尊徳は言います。
「大事を成し遂げようと思う者は、まず小事を努めるがよい。
大事をしようとして、小事を怠り、“できない、できない”と嘆きながら、行いやすいことを努めないのは小人の常である。
およそ小を積めば大となるものだ。
一万石の米は一粒ずつの積んだもの、万里の道は一歩ずつ重ねたものなのだ。
だから小事を努めて怠らなければ、大事は必ず成し遂げられる」と・・・。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。