自分の城は自分で守れ
谷沢永一氏(文芸評論家)に学ぶビジネスを輝かせるためのヒント・・・
長い人生のことであるから、思いも寄らぬ成り行きで、たいへんなピンチを迎える場合がある。
その時まず第一に決意を固めるべきは、万事なにからなにまで、自分の力でやってのけるという決意である。
世の中は人の根性を見定める人買いのマ-ケットである。
此奴(こやつ)は腹が据っているなと見れば買い、弱気で頼りないと見れば売り、その中間項はない。
それゆえ何を措いても自分が剛毅で難局に屈しない男であることを、明瞭に理解させなければならない。
それもすべて実行で示してこそ信用される。
城を守る秘訣は外側の石垣ではなく、内部の身のまわりの、親衛隊に必勝の信念を持たせることである。
城はいつも内部から腐って落ちるのである。
(創業者百人百話/海竜社)
危機に臨んで「頼るな」・「戻るな」・「恐れるな」とはスポ-ツ用品メ-カ-であるヨネックスの創業者、米山稔氏の言葉。
他人を頼りにする気持ちが少しでもあると、頭脳はフル回転せず、状況を打破することが出来ないようです。
さらに不退転の決意をし、起こり得る最悪のことを考え、書き連ねていくことで、不安や恐怖を成功への原動力とすることが出来ます。
「うまくいったら銭が儲かる。うまくいかなかったら経験が儲かる」とは木村勝男氏の言葉。
つまり成功しても失敗してもどちらでも儲けものなのだということ・・・。
これからは自分のメシは自分の力で稼ぐことが求められる時代です。
今までの自分資産を丹念に見つめ、それを利用し、お金を稼ぐ術を身につける、そしてさらに貪欲に新たな自分資産を創り上げていかなければなりません。
向上心がある人にはとても面白い時代になってきました。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。