起業は究極の遊び

すべての顧客&社員&取引企業が輝くことの出来る「日本で一番大切にされる会社」「社会にとってかけがえのない会社」「地域にとってカッコいい会社」を創造するためのヒント。 さらには、会社にとって、社会にとってかけがけのないビジネスパ-ソンになるためのヒントのおすそわけ!

動きながら準備する

池田貴将氏(アンソニ-・ロビンズ直伝トレ-ナ-)に学ぶビジネスを輝かせるためのヒント・・・

やろう、とひらめく。

そのとき「いまやろう」と腰を上げるか、「そのうちに」といったん忘れるか。

やろうと思ったときに、なにかきっかけとなる行動を起こす。

それができない人は、いつになってもはじめることができない。

むしろ次第に「まだ準備ができていない」という思い込みの方が強くなっていく。

いつの日か、十分な知識、道具、技術、資金、やろうという気力、いけるという予感、やりきれる体力、そのすべてが完璧にそろう時間がくると、信じてしまうのだ。

だがいくら準備をしても、それらが事の成否を決めることはない。

いかに素早く一歩目を踏み出せるか。

いかに多くの問題点に気づけるか。

いかに丁寧に改善できるか。

少しでも成功に近づけるために、できることはその工夫しかない。

よく行動する人は、知識は必要最低限でいいと考える。

なぜなら実際に動く前に、わかることなんてほとんどないと知っているからである。

だからよく失敗する。

だがそれで「順調」だと思っている。

そのように私たちの脳は、自分の行動をうまく正当化するようにつくられている。

小さくても、「一歩を踏み出す」という行為さえ続けていれば、「なぜこれが正しいのか」脳が勝手に理由を集めてくれる。

大切なのは、不安をなくすことではない。

いかに早く、多くの失敗を重ねることができるか。

そして「未来はいくらでも自分の手で生み出すことができる」という自信を、休むことなく生み続けることなのである。

(覚悟の磨き方/サンクチュアリ出版)

私たちは「これだ!」という強烈にやりたいことが見つかっても、いつもそれ以上に言い訳をしてしまいがちです。

「まだ協力者が見つかっていないから・・・」「まだお金が十分でないから・・・」「もっといいアイデアが生まれるかもしれないから」「もっといい方法が見つかるかもしれないから」と・・・。

多くの人は、すべての状況が整ってから、行動しようと考えます。

しかし本当はそうではなく、一歩を踏み出したからこそ、状況が整ってくるようです。

確かに一歩を踏み出そうとすると、恐怖心や羞恥心、不安や怠情が容赦なく襲ってきます。

これらも同様で、恐怖心や羞恥心、不安や怠情がなくなったから、行動出来るようになったのではなく、意を決して行動したからこそ、恐怖心や羞恥心、不安や怠情がなくなっていくようです。

私も日々、心がけていることがあります。

それは“恐いと思うことを今すぐやってみること”、“恥ずかしい思いをたくさんすること”、“より多くの人たちに断られること”です。

徐々にではなく、今すぐ行動する習慣を身につけること・・・、これこそが最高の結果を得るための最大の秘訣だと思います。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。